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大好き!しずおか chafuka(チャフカ)

富士高砂酒造

180年以上も呑み継がれてきた銘酒は、
100年かけて富士が育てた水から生まれる。
全国の浅間大社の総本山である富士宮浅間大社の西側に位置する富士高砂酒造の創業は天保元年(1830年)。実に190年近く前のことです。富士山の豊富な伏流水に恵まれたこの地に、能登杜氏を招いて酒造りを始めて以来、一貫して能登流酒造りを伝承してきました。社名でもあり、代表銘柄でもある「高砂」は、飢きんに見舞われていた天保の世が平穏無事な世の中になるよう祈りを込めて、能の一場面の「高砂」になぞらえて名付けられたものです。
この蔵で造られるお酒は、100年をかけて富士山の地層にろ過された富士の伏流水が超軟水ということもあり、口当たりがやさしくほのかな甘みも感じる酒質です。しかし、醗酵力の弱い超軟水を使った酒造りは、高い技術が求められると同時に、手間も余分にかかります。杜氏を務める小野浩二氏は、伝承されてきた能登杜氏の技法を駆使して、滑らかで味わいの深い美酒を造り続けています。
今回は、富士高砂酒造の今と昔を良く知る顧問の金田さんに、蔵の歴史やお酒造りのこだわりについてお話を聞かせていただきました。

昔ながらの佇まいを残しながらも、清潔でモダンな店構え。

インターナショナルワインチャレンジ2016 SAKE部門で銀賞を受賞するなど、評判は国内に留まらない。

白壁が見事な蔵は資料館となっている。
見学ツアーはそこから始まる。

様々な銘柄がずらりと並ぶ店内。
それぞれのデザインを見るだけでも楽しめるだろう。

酒酒造人
小野 浩二

小野 浩二

金田顧問が持つお酒造りへの
「こだわり」は何ですか?
私自身というよりも、当蔵では伝統の山廃仕込みにこだわりを持ち、180年以上に渡って造り続けています。山廃仕込みは蔵に自生する乳酸菌を利用して仕込む酒造技術で、長い時間と手間をかけて酒母を育てます。富士山の伏流水のやわらかな味わいと、米のうま味を最大限に引き出したこの製法で造られたお酒を一度味わうと、他のお酒に戻れないという方も多いですね。ぜひ一度ご賞味ください。
富士高砂酒造のお酒以外の
「PRポイント」を教えてください。
歴史と伝統の酒造りの技を多くの皆さまにご覧いただくために、無料の酒蔵見学を行っています。現在は観光バスツアーのルートにも組み込まれて富士宮観光の新名所となっております。ご予約の上、お気軽にお越しください。

小野 浩二

年間の生産量は約2000石。1升瓶に換算して20万本にもなる。

富士山の伏流水を軸に、麹、米、酵母の組み合わせにより
何通りもの美味しさを創り出す。

蔵の中はひんやりと冷たく薄暗い。
これこそが酒造りに適してた環境なのである。

酒渾身の逸品

高砂
梅酒お茶入り

原料米 日本酒・梅
醸造アルコール
糖類・緑茶エキス
アルコール度 11度
1.8L ¥2,571(税抜)
720ml ¥1,048(税抜)

高砂
山廃 純米吟醸

原料米 山田錦
精米歩合 55%
アルコール度 15〜16度
日本酒度 -3.0
1.8L ¥2,718(税抜)
720ml ¥1,359(税抜)

高砂
純米大吟醸

原料米 兵庫県産山田錦
精米歩合 35%
アルコール度 15度
日本酒度 +5.0
1.8L ¥9,524(税抜)
720ml ¥4,762(税抜)

富士高砂酒造
静岡県富士宮市宝町9-25 
TEL:0544-27-2008 
FAX:0544-23-1752 
酒蔵見学をしていただけます(2日前までに要予約)
Emailアドレス:
酒造情報やその他商品について詳しくは「富士高砂酒造」のホームページをご確認ください。
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